ウィキペディア「父の役割」の「研究の経緯」より
下記はその引用です。
母子家庭の世帯は多いと思います。
また、その予備軍も多いと思います。
離婚される妻側の考えとして「母親としてだけではなく。私が父親の役目も務める」と思うのでしょう。
しかし、母親としてできることとできないことがあると思います。
父親として早く気づくべきだと思います。
帰りが遅い。
休みも少ない。
自分のやりたいことがある。
とても子供の面倒を見る時間がない。
私もサラリーマンなのでその気持ちはよくわかります。
しかし、考えてください。
妻から「離婚」という言葉を出されてからでは遅いのです。
後悔先に立たず。
しかし、離婚しなければ、両親健在ならそれで良いのでしょうか・・・
違うと思います。
おそらく、父親が忙しいという言葉で逃げて、子育ての手伝いをしなかったのかもしれません。
両親は健在ですが、父親が父親の役割を誤解し子育ての手伝いをほとんどしなかったことにより、子供の成長に悪影響を及ぼしたのではないかという人も個人的には見受けられます。
「父親が子供と長い時間を過ごす家庭では、子供の社会的な発達はむしろ良好になる。」この言葉は重要だと思います。
研究の経緯
離婚により父親が子供の家庭からいなくなると、子供は精神的な適応がより悪化し、学業成績がより悪くなり、反社会的な行動がより増え、結婚してからの離婚率もより高くなる。戦死や病死によって父親が不在になっても、同様の傾向が生じる。
これとは逆に、父親が在宅で働く場合や父子家庭の場合など、父親が子供と長い時間を過ごす家庭では、子供の社会的な発達はむしろ良好になる。
こうしたことがきっかけとなり、父親が子供の発達に与える影響について、多くの研究が行われるようになった。父親が不在の家庭の研究、父子家庭と母子家庭の比較研究、愛着の研究、親と子の気質の類似度研究などから、父親の役割が調べられた。