博報堂が首都圏の60歳から74歳の男女700人を対象に調査した「シルバー30年変化」の調査結果によりますと「今、あなたが欲しいものは何ですか?」という選択式の質問に対しての回答において、この30年間で「お金」と「幸せ」が逆転したそうです。

 現在欲しいものの回答が「お金」と答えた人の割合は30年前の1986年は28%だったのに対し2016年は41%に増加しました。

 一方、現在欲しいものの回答が「幸せ」と答えた人の割合は30年前の1986年は31%だったのに対し2016年は16%に減少しました。

 30年前は敬老パス(公共交通機関の無料乗車券)や医療費の無料など老人福祉サービスが充実しておりましたが、現在は敬老パスサービスの縮小化や老人医療費の有償化、介護保険料や後期高齢者医療制度による健康保険料の増加、病院への長期入院が厳しくなり、家族に迷惑をかけまいと老人福祉施設に入所するにも高額なお金が必要で、長生きするためには「お金」が必要な社会に変わってしまい、公的年金収入だけでは生きていくことが厳しい社会に変わってしまいました。

 また、「先の見通しは明るいか?暗いか?」の質問に対して「先の見通しは暗い」と回答された人の割合は30年前の1986年は32%だったのに対し2016年は47%に増加しました。

 この質問の回答に対しては回答者の切実な気持ちが表れているような気がします。




 私は60歳以上ではありませんが、子育てをしていく上で「お金」は必要だと思います。

 多くの人が望む「先の見通しは明るい」と感じるためのお金が手に入る手段は正直ほとんどないのが現実です。

 競輪、競馬、競艇などに期待される方もおられると思いますが、数少ない望みとして宝くじに期待されている方が多いと思います・・・・



 今朝のNHKのニュースで、京都市中京区にある御金(みかね)神社に参られたりグッズを購入される方が増えているというニュースがありました。

 映像として映った鳥居の色も通常の朱色ではなく金色で、鳥居以外にも「金」と書かれた金色の飾りがたくさん映っていました。

 参拝者の何名かの方にインタビューをされていましたが、参拝をしたことにより金運が良くなり、その後の参拝はお礼のために参っているという方もおられ、一度限りの参拝だけではなく何度も参拝されるリピーターも多いようです。

 神社で売られているグッズとしては金色のお札入れも人気で、そのお札入れに入れたお金で宝くじを買ったら・・・・

 京都在住の私も御金(みかね)神社の名前は初めて聞きました。

 地域のニュースとして御金(みかね)神社のニュースが流れただけならば、他府県では御金(みかね)神社のニュースは流れていないような気がします。

 私も年に何回かのジャンボ宝くじを買ったりしますが、高額当選金が当たるかどうかでいうと当たらない確率がかなり高いことはわかります。

 宝くじが当たらないならばどうするか・・・

 私も一度行ってみたいと思っておりますが、困ったときの神頼みとして、皆様も京都に来られた時は御金(みかね)神社に参拝してみるのもおもしろいかもしれません。

 24時間参拝可能だそうですが、24時間(営業)というとコンビニが思い浮かんでしまいました・・・

 
京都府京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618番地